【演奏曲目】
・さんぽ
・山の音楽家
・春のメドレー (どこかで春が-春の小川-さくらさくら-花)
・絵本読み聞かせ「こぶたほいくえん」
・春よ、来い
・シンコペーテッド クロック
・サチアレ
・ねこバス
クリスマス以来の久しぶりの本番でした。
たくさんのお客さまが楽しんでくださっている姿を目の前で感じながら演奏することができました。
やっぱり本番はいいものです。
季節に合わせた選曲は、トトリのこだわりです。
今回は準備期間も充分あったため、思い切って春らしい雰囲気の新曲を3曲も取り入れました。
幸い今年は、桜の開花が例年より早く、この季節にピッタリなプログラムとなりました。
「春のメドレー」は、「ピアノでつづる 日本の抒情歌メドレー(編曲: 石川芳)」というピアノ曲集を元に、トトリ編成にアレンジして演奏しました。
この曲集は、季節にちなんだ曲目がたくさん詰まっているうえに、メドレーを構成する各曲の順番や組み合わせを自分好みにカスタマイズするためのヒントも載っていて、他には無いお得感満載な楽譜です。
春のメドレーは、穏やかな曲調の曲が続くと思いきや、編曲が秀逸で面白く、
特に「さくらさくら」は、ちょっぴり歌舞伎調の凛々しい雰囲気で、前後の優雅な曲調とのコントラストが効いていて、とても楽しく演奏できました。
「春よ来い」は少し切ない曲調で、こども向けのコンサートに取り入れることに少し迷いもありましたが、大人こどもに関わらず、良い曲は良い❗️という信念で、プログラムに入れました。
練習を重ねるたびに、シンプルだけれども深く心に刺さるメロディの美しさを感じました。
対照的にノリノリな「サチアレ」はリズムが難しく苦戦しました。
作曲者「ゆず」の北川悠仁さんらしさが滲み出ている、軽やかでウキウキする曲です。少し気分も若返えりました。
みなさまに幸あれ✨
子育て支援センターでのコンサートは、未就園児とその保護者さんたちがメインのお客さまです。
ザワザワ声を出しているこどもたちも、音楽が始まった瞬間、ピタッと静かになるのには、いつも驚かされます。
しかし、そんな静寂は大抵ほんの数10秒。
ほとんどの時間帯は、歩き回るこどもたちに囲まれての演奏です。
でも、これぞ私たちが大切にしたい、私たちだから提供できる場だと思っています。
トトリのコンサートでは、こどもたちは自由に動いてOKです。
とはいえ、年齢にもよりますが、こどもたちの動き方は想像を超えます。
今回も隙間をぬって、興味深そうに私たちの方に寄ってくるこどもたちがたくさんいました。
そんなこどもたちの動きたい気持ちを尊重し見守りつつも、支援センターの皆さんや保護者さんたちは絶妙なポジションでコンサートをサポートくださいました。
ご協力ありがとうございました。
もうすっかりお馴染みのバイオリン: となうさん、絵本読み聞かせ&パーカッション: みちこさんに、今回もご共演いただきました。
相変わらず今回も、本番当日にあれこれ演奏や演出を変更しましたが、いつも柔軟に対応くださり本当に心強いです。
これからも末永くよろしくお願いします!
子育て支援センターの皆様、
かなり早い時期からお声掛けいただいていたおかげで、選曲などの準備にあたり余裕を持って取り組めました。ありがとうございました。
終演後「自然に体が動いた」と言っていただけたこと、楽しんでいただけたようで、とても嬉しいです。
またお呼びいただけると幸いです。
次回コンサートは未定です。
今のうちに、またレパートリーを増やしておきたいと思います。