トトリの森の音楽隊

鳥取で活動するバイオリン・フルート・ピアノトリオの演奏記録

2/24(土) 子育てトークイベント(やわらかい風)

f:id:totorinomori:20240309161311j:image

 

モーツァルト ピアノソナタ No.16 より

楽器紹介
春メドレー (どこかで春が/春の小川/さくらさくら)
エストレリータ
春よ来い
It's a small world
 
幸せなら手をたたこう

 

 

「産後ケア やわらかい風」さんよりご依頼いただいた、抱っこの赤ちゃんとその保護者さま向けのコンサートでした。

 

短時間ではありますが、春を感じる穏やかなプログラムでお届けしました。

「春よ来い」がピッタリな時期で、直後に動画をアップしたところ、すぐに100回以上再生され、たくさんの人にご視聴いただきました。

ありがとうございます。

 

トークイベント中の託児室をイベント終了後にコンサート会場として使うため、赤ちゃんたちの鳴き声が響き渡る中での セッティングとリハーサルでした。

そのリハーサル時に、泣き止むかな?と楽しげな曲をいろいろ奏でても全然泣きやまなかった赤ちゃんたちが、

コンサート本番になると、お父さんお母さんがそばに居て安心したのか、大声で泣き叫ぶ子はなくなったのには驚きでした。

 

とはいえ、何分もじっとしているのは難しい年頃ですから、終盤には私たちの方に歩いてくる子供達もチラホラ。

支援員さん保護者さんのご協力で、無事予定通り進行できました。ありがとうございます。

 

また、日々育児に家事に仕事に慌ただしい保護者の皆さまにとって、少しでも気分転換になったのなら、こんなに嬉しいことはありません。

 

 

せっかくなので、コンサート前に開催されていたトークイベントを少し傍聴させていただきました。

 

赤ちゃんのお世話で夜中も全然寝られない、

毎日の過ごし方に困る、

こどもの遊び場が無い、

、、などといった悲痛のエピソード、私も同じような経験をしていた記憶は確かにあるのですが、

あの苦行の日々を今ではすっかり忘れてしまっていることに気付かされました。

 

我が子を見ていて実感しますが、こどもはすぐに育ち、そして月齢年齢ごとに違う困りごとが次から次へと発生します。

そのため、過去の苦労事はドンドン上書きされてしまい、今現在の意識から抜けてしまうのかもしれません。

 

ですので、こうして今まさに困っていることに直面している当事者が、リアルタイムで声を上げることが重要と感じました。

今日お話しされた皆さんの困りごとが、子育て支援策改善の後押しとなることを願ってやみません。

 

 

やわらかい風 代表 川口さま

ご依頼ありがとうございました。

赤ちゃんにも本物の音楽を届けること、こどもと一緒に保護者さんにも生の音楽を楽しんでいただくという、まさに私たちのコンセプトである機会をいただき、ありがたい限りです。

トークイベントの貴重なお話を聞かせていただけたことにも感謝しております。

学びの多い本番でした。またお呼びいただけると嬉しいです。

 

 

春が待ち遠しいこの頃です。