トトリの森の音楽隊

鳥取で活動するバイオリン・フルート・ピアノトリオの演奏記録

12/12(日) わらべ館 クリスマスコンサート

f:id:totorinomori:20211212205958j:image

【演奏曲目】

あわてんぼうのサンタクロース

・ペチカ

・そりすべり

・「四季」より「冬」第2楽章

・雪 〜 ジングルベル

・クリスマスキャロル メドレー (荒野のはてに〜牧人ひつじを)

・「くるみ割り人形」より「花のワルツ」

 

きよしこの夜

 

 

また一つ、大きなコンサートを終えました。

 

昨年もわらべ館でクリスマス演奏経験していることもあり、会場の雰囲気や音響への心配は無かったものの、

この前の演奏会から全く異なるプログラムを、たった2週間で仕上げるのは、とてもハードでした。

 

「クリスマスコンサート」というタイトルですが、

小さなこどもたちにも 大人たちにも、生の楽器の音で 本格的な楽曲を楽しんでもらいたい という私たちのこだわりで、

今回はクリスマスソングだけでなく、冬の歌やクラシック曲も交えた、バラエティ豊かなプログラムにしてみました。

 

 

しかし、、やはりクラシックの名曲は奥が深くて難しくて緊張します。

 

ヴィバルディの「冬」は非常に繊細な曲であるうえに、ヴァイオリンは完全ソロでメロディを担い、他のメンバーたちは通常とは異なる楽器を担当したこともあり、

メンバー全員が終始緊張しておりました。。

 

チャイコフスキーの「花のワルツ」は、バレエ曲なこともあり、優雅さと華やかさが際立つ楽曲ですが、

オーケストラの全楽器の役回りを たった3人で担当し表現することは、考えることがたくさんで 常に気が抜けなくて 本当に大変なのです。

また、原曲からは大幅にカットして演奏していますが、それでも4分超と 我々のレパートリーでは最も長い曲のひとつで、演奏し切った時の疲労感と達成感ったら。。

 

練習初期は音を出すことに必死すぎて散々な感じだったのですが、練習を重ねるごとに徐々に楽しめるようになってきました。

今回、無事にお披露目出来て ホッとしています。

 

 

そして、今回もたくさんの皆さんにご支援いただきました。

 

まずは、去年のわらべ館に引き続き出演いただきました、トトリの森の音楽隊 準メンバーとも言える Nさんファミリー。

ご夫妻にヴァイオリンとパーカッション、娘さんにハンドベル、息子さんに効果音、とご家族総出で演奏にご参加いただきました。

こちらのワガママなお願いにも サラリとご対応くださるだけでなく、音響アドバイスや編曲までも ご協力いただきました。

いつも お力添えを ありがとうございます!

 

そして、わらべ館 事業推進室の 高橋さん。

本コンサートの運営をご担当いただき、チラシ作成 リハーサル時の音響チェック 会場セッティング等、大変お世話になりました。

「間近で生の音色を、リラックスした雰囲気で聞けるコンサートはなかなかなく、大変ありがたいです」という嬉しいお言葉もいただきました。

こちらこそ、いつも我々に演奏の機会を与えてくださり、感謝しております。

 

最後に、私たちの 夫たち、こどもたち。

トトリでの活動を理解してくれて、いつも練習や本番に快く送り出してくれて、そして客席から応援してくれて、本当に ありがとうです。

 

 

さて、2021年は 残すところ あと1公演です。

次回のコンサートは 本日とほぼ同じプログラムなので 少し気持ちが楽です。

引き続き、楽しんで頑張ります!